居抜き物件を内見する際のチェックポイントとは?

居抜き物件を内見する際のチェックポイントとは?
居抜き物件を内見する際のチェックポイントですが、一般的な物件を確認する際の項目に加えて、調度品・設備・家具などの状態も見ておくことが重要です。居抜き物件とはこのように、以前のテナントが利用していた設備や家具などがそのまま残された状態で次の賃貸に出されているものを指します。これらは言うまでもなくお金を出して購入していたはずであり、退去後も利用できるのであればそのまま持っていくことが普通と考えられます。一方で、以前と同じ業態のお店を今後もやっていくことはしないのであれば、そのようなものは別に必要でも何でもなく、処分にも費用がかかるわけで、次のテナントの人に有効活用してもらえるのであればそのほうが良いと考えられることもあります。こちらとしては本当に活用できそうな状態の設備かどうか、本当は処分するしかないくらいに古いものなのに、それにかかるコストを嫌って放置されてしまったようなものでないかどうかがチェックポイントです。
居抜き物件を選ぶ際に注意したいインフラの違い
新しく店舗の経営を始めるために居抜き物件の契約を結ぶ際には、賃料や交通アクセスなどの条件だけでなく、設備の違いも比べなければいけません。特に気を付けたいのが飲食店を経営している方々で、中華料理店などの強い火力が必要になる飲食店は、インフラの違いを比べなければ火力が不足してトラブルが起きる可能性があります。厨房用の空調機器の違いも詳しく調べておきたい点で、空調機器の性能が不十分では厨房が暑すぎて、熱中症によってスタッフが倒れることになりかねません。排水管や水道の状態も確かめておく必要もあり、一度に多くの水を流そうとすると水が逆流してくるほど、排水管が細い物件もあるので設備の違いは詳しく調べることを推奨します。内装や外装だけを見て契約する居抜き物件を決めてしまうと、設備の交換に余計な費用を支払うことになり、損をしたと感じる可能性もあるので注意が必要です。近年ではインターネット回線の品質なども重視されることが増えていて、業種によって調べるべき情報も変化します。